この会を知っていただくために
当会を知っていただくためにいくつかのテーマを設けてご説明します。このテーマ以外にもご質問がありましたら、お気軽に事務局までお問い合わせください。
この会はいつ頃、どのように設立されたか
昭和53年12月に種苗法による品種登録の制度が始まったものの、各地で育種に取り組んでいた個人育種家には理解と普及がなかなか進まなかったこともあり、育種家の権利を守る制度の普及と活用を図るため、昭和60年に野菜を主体とした育種家10名の発起人会が発足しました。その後、他の育種家にも呼びかけを行い、昭和62年3月6日に会員18名でスタートしました。
平成29年には創立30周年を迎え、現在に至っています。
この会はどんな人たちが運営に携わっているか
令和4年度からの新しい執行メンバー
会長 林 慎悟(ブドウの育種)
副会長 金澤 美浩(シクラメン・サイネリア・ラズベリー等の育種)
副会長 川村 一徳(カリブラコアの育種)
会計 長谷川 康平(シクラメン・クレマチスの育種)
理事 大内 幸雄(シクラメンの育種)
理事 関口 政行(オステオスペルマムの育種)
理事 笈川 勝之(パンジー・ビオラの育種)
理事 荒井 芳夫(ベゴニア・マーガレット等の育種)
理事 渡辺 誠一(スモモの育種)
監事 小原 誠(柑橘の育種)
監事 奥 隆善(コスモス・ペチュニア・シレネ・カランコエ等の育種)
相談役 安藤 淳夫(小松菜の育種)
相談役 金澤 美浩
(兼副会長)
顧問 松本 修一(農林水産省知的財産課長)
顧問 三野 耕治(元農林水産省種苗課長)
顧問 村上 秀徳(元農林水産省種苗課長)
顧問 小林 泰生(元福岡県園芸研究所長)
顧問 佐藤 和規(ヒデンス・スターチス・シネラリア等の育種)
事務局 公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会(略称;JATAFF)内担当:植木・永田・石川
どのような講演会がされてきたか
どのような後援会が行われてきたか
令和2年度
1 種苗法改正法案の趣旨と背景について
農林水産省知的財産課種苗室長 藤田 裕一 氏
2 アスパラガスの効率的な育種方法と育成品種について
酪農学園大学食環境学群 学部長・享受 園田 高広 氏
3 島根県オリジナルアジサイ、オリジナル品種を軸にした産地育成
島根県農業技術センター栽培試験部花き課 主任研究員 加古 哲也 氏
令和3年度
1 熟期の異なるスモモ新品種の育成・販売による地域農業活性化の取り組み
さがえ西村山スモモ部会部会長 渡辺 誠一 氏
2 育成者のための新品種ビジネスモデル化について
アリサ アウローラ アソシエイション代表 原田 員男 氏
視察研修会ではどんな場所を訪れたか
会が設立された昭和62年に農林水産省野菜茶業試験場を視察して以来、公的研究試験場や種苗会社の育種施設など毎年視察しています。その中には海外研修なども含まれています。
令和元年は静岡県農林技術研究所本所、キャベツ等の育種をされている有限会社石井育種場を訪れました。
育種賞・育種功労賞の対象は
会員に限らず、育成品種を登録されている個人育種家や共同育種者であれば審査委員会への推薦対象者となり得ます。審査委員会は学識経験者等で構成され、会から推薦された育成品種の評価や普及状況・功績等を審査し受賞者の選定を行います。
近年の育種賞・育種功労賞の受賞者
令和元年度
育種賞 原田 員男 山梨県笛吹市
対象作物 ブドウ
育成品種 ルーベルマスカット、アリサ、ゴールドフィンガー
育種功労賞 小林 泰生 福岡県糠谷郡宇美町
対象作物 テコマ、ジャカランタ、イペー、カッシア など
育成品種 ホルテコ イエロー、サン ホルティダイ(テコマ)
インカの輝き(カッシア)
水野 昭南 静岡県島田市
対象作物 茶
育成品種 希望の芽、満点の輝き、夢の光 など
令和2年度
育種賞 奥 隆善 三重県伊賀市
対象作物 チョコレートコスモス、ペチュニア、シレネ、
カランコエ など
育成品種 ノエルルージュ、NEW CHOCO(コスモス)、
プチパープル(ペチュニア)、モモコヒメ(シレネ)、
エスペランサダブルオレンジ(カランコエ) など
育種功労賞 渡辺 誠一 山形県西村山郡大江町
対象作物 スモモ
育成品種 サンルージュ、サンセプト、恋花火 など
令和3年度
育種賞 高野 卓郎(たかお) 岩手県奥州市
対象作物 リンゴ
育成品種 紅ロマン、奥州ロマン、江刺ロマン など
育種功労賞 吉池 貞蔵 岩手県花巻市
対象作物 リンドウ、バラ
育成品種 雨ニモマケズ・リバーシブルピンク、真宙(バラ)等
いわて、安代の秋 など
高橋 忠吉 福島県伊達市
対象作物 モモ
対照品種 スイート麗、シーエックス
選考委員
松本 修一(農林水産省知的財産課長)
三野 耕治(元農林水産省種苗課長)
福永 哲也(日本花き卸売市場協会会長)
竹下 大学 (All-America Selectionsブリーダーカップ初代受賞者、技術士(農業部門))
小林 泰生(元福岡県園芸研究所長)
野村 和成(元日本大学生物資源科学部教授)
佐藤 和規(ビスタ・エフ・エフ・インク代表)